霧積温泉湯元 金湯館

〒379-0307 群馬県安中市松井田町坂本1928 霧積温泉 金湯館
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霧積が霧のとばりをなかば上げ来よてふごとし軽井沢町 はつあきの霧積山の石の亭六方のまど霧にふさがる しもつけの花うはじるみ霧積の碓氷の坂に秋風ぞ吹く 霧積の泡盛草のおもかげの見ゆれどすでにうち枯れぬらん 霧積が銀のきつねの皮ころもしたたる裾のみ見ゆる食堂 北海にむかはん汽車の声なども聞く霧積の碓氷峠 霧積の山残りなく色づきて賢愚の別なき紅葉かな 与謝野晶子自選歌集より 岩波文庫
*軽井沢をひらいたスコットランド人宣教師ショーが温泉観光案内所として開いた六角堂の湯がありました。六角形の建物でギヤマンガラスを使っていたそうです。明治42年の山津波で流され、残念ながら現存していません。 *明治初期、霧積の別荘地が栄えた頃は食堂がありました。